<現行デリカD:5>バックランプ2色LED化 - fcl. (エフシーエル)

<現行デリカD:5>バックランプ2色LED化

今回はデリカD5の姫ゴリくん様にご協力いただき、fcl.2色切り替えLEDバックランプに交換していただきました。バックランプの2色切り替えって何だろうと思われるかもしれませんが、なんとバルブ交換でテールの増設ができちゃう優れもの
まずは純正バックランプの黄色っぽい光を、LEDに交換することで、きれいなホワイト点灯となり、愛車がスマートな印象になります。さらに、ポジションONで通常点灯しないバックランプ部がレッドに点灯。なんと簡単にテールの増設ができてしまうんです。
他とはちょっと違うリアビューを手に入れることができる、おもしろいアイテムです。分岐タップで簡単に接続できますので、みなさんぜひチャレンジしてみてください。

取り付け概要

はじめまして!姫ゴリくんです!愛車のデリカD5でキャンプにでかけたり、愛車の写真を撮るのが大好きです!
テールゲートの内張りを剥がしたり、ブレーキ配線やポジション配線への割り込みがあったりと、作業工程が多いので少し難易度は高めですが、この手順書を見ながら一つ一つ確認しながら作業すれば誰でも装着できると思うので、ぜひDIYしてみてください。
使用した道具マイナスドライバー、プラスドライバー(中と大)、ラチェットレンチ(10mm)、クリップ外し、電工ペンチ、ニッパー、プライヤー、ヒートガン、ハサミ、カッターナイフ、マスキングテープ、絶縁テープ、スポンジテープ、インシュロック、ギボシ端子、圧着接続端子、配線(延長用:今回は0.5mmの太さを使用しました。)
作業時間2時間
作業難易度★★★☆☆
作業概要バックランプバルブの交換、テールゲートの内張り剥がし、ポジション&ブレーキ配線への割り込み

今回取り付けた商品はこちら

 
2色切替 3WAYバックランプ (T16・T20)
 

交換方法

用意した道具

配線の延長加工

ポジションとブレーキは下記の色の配線に接続します。
ポジション(LEDの黄色配線:弱赤発光)→ナンバー灯へ接続 ブレーキ(LEDの赤色配線:強赤発光)→ハイマウントストップランプへ接続
デリカD5(後期)の場合、ポジション信号をナンバーから取るのですが、商品の黄色線の長さが足りません。圧着接続端子を使って、配線を延長加工します。 (今回は黒色配線を使っています)
 
POINT
配線は40㎝あり、ほとんどの車両で延長加工は必要ありませんが、車両によっては、接続先の純正配線が遠く配線が届かない場合があります。その場合は延長加工が必要となりますので、別途配線をご用意ください。
 
ブレーキの信号を取る、赤色の配線も延長加工します。(今回は、赤色配線を追加しました。) ※ブレーキ配線は、車検の時に簡単に外せるようにギボシ端子にしています。
POINT
自動車に備える制動灯(ブレーキ)の数は2個であることと保安基準に定められております。
また、ブレーキランプの明るさはテールランプの5倍以上であることと定められています。 上記保安基準に適合するお車もあれば、検査員の判断で車検に合格しない場合もございます。弊社では赤色配線をテールランプと接続した場合は車検非対応としております。
 
ポジション配線(黄色+黒色)とブレーキ配線(赤色+赤色)のそれぞれの端に、付属のエレクトロタップを取り付けます。 (配線止めがある方に取り付けます)
テールゲートの内張り剥がし
各配線を通すために、テールゲートの内張り(下半分の黒い内装)を剥がします。
 
まずは、ルームランプのカバーをマスキングテープで覆ったマイナスドライバーで取り外します。(よく見ると、爪がある所に隙間があるので、そこからマイナスドライバーを差し込みます。)
キズつけないためにマスキングテープで養生
キズつけないためにマスキングテープで養生
 
プラスドライバー(中)でネジを2本はずして、ルームランプを取り外します。
 
ルームランプのカプラーを爪を押しながら引き抜き、取り外します。
 
テールゲートに4箇所ある、ユーティリティフックを取り外します。フックを起こし、その内蓋も起こすとボルトが見えるので、ラチェットレンチ(10mm)で取り外します。そうすると、フックも取り外しできます。
フックを起こし
フックを起こし
ボルトが見えるので
ボルトが見えるので
ボルトを外して
ボルトを外して
 
内蓋も起こす
内蓋も起こす
ラチェットレンチ(10mm)で取り外し
ラチェットレンチ(10mm)で取り外し
フックも取り外し
フックも取り外し
 
※電動テールゲート付きではないグレードの場合は、下記の工程を飛ばして★から作業してください。 次に、電動テールゲートのカバーとスイッチを取り外します。プラスドライバーのように先端が細いもので、クリップの真ん中を押すとピンが中に入ります。
 
傷がつかないようにマスキングテープを貼り、マイナスドライバーでピンを取り外します。
 
内装を傷つけないようにマスキングテープを貼り、マイナスドライバーでカバーを取り外します。
 
電動テールゲートのスイッチのカプラーを爪を押しながら取り外します。
 
★電動テールゲート付きではない場合はここから
テールゲートのキャッチの両側にあるクリップを取り外します。プラスドライバーの様な先が細いものでクリップの真ん中を押すと、ピンが中に入ります。そのあと、内装を傷つけないようにマスキングテープを貼り、マイナスドライバーでピンを取り外します。
 
テールゲートのアシストグリップを取り外します。内装を傷つけないようにマスキングテープを貼り、マイナスドライバーでカバーをあけ、プラスドライバー(大)でネジを取り外します。 ※ネジ穴が大きいので、先端が大きいドライバーの方が作業しやすいです。
マスキングテープを貼り
マスキングテープを貼り
マイナスドライバーでカバーをあけ
マイナスドライバーでカバーをあけ
プラスドライバー(大)でネジを取り外し
プラスドライバー(大)でネジを取り外し
反対側も同じ作業を行うと、アシストグリップが取り外せます
反対側も同じ作業を行うと、アシストグリップが取り外せます
これで、テールゲートの下半分(黒内装)のカバーが取り外しできます。端から少しづつ手を入れて引っ張り、ピンを抜きながら内装を取り外します。
取り外したあと、テールゲート側に白いクリップが残っている場合があるので、よく見て、残って入れば、取り外し、カバーの方に戻します。
残っているクリップ
残っているクリップ
外した内張
外した内張
次に、テールゲートの上半分(ベージュ内装)のカバーを取り外します。中心にプラスの溝があるクリップをプラスドライバーで反時計回りに少し回すとクリップの中心が出てくるので、その後は隙間から指を入れ、裏側から押すとクリップが外れます。反対側も同じ作業をします。
 
これで、テールゲートの上半分の内装も取り外しできる状態になったので、端から少しづつ手を入れて引っ張り、内装を取り外します。 (片方ずつ取り外し、最後にセンター部分の内装を取り外すと楽です。)

バルブ交換

まずは車両側バックランプの極性を確認します。
POINT
車両側の極性に関しては、ディーラー(車両販売店)などに確認いただくか、検電テスター等を使い、被覆の上から確認するなど純正ハロゲンバルブを取り外さずに確認を行ってください。
バルブを取り外しての極性確認は、車両側エラーの原因となります。
※エラーが発生した場合、一度電源を切り、純正に戻してから、電源をONにすると解除できます。または、時間を置くことで解除される場合もあります。それでも改善しない場合は、車両説明書を確認するか、ディーラー(車両販売店)様に確認を行ってください。
画像はデリカD5ではございません
画像はデリカD5ではございません
配線取り付け、点灯確認の時は、エラーなどの不具合が起こらないように、バックランプ→ポジション配線→ブレーキ配線の順にそれぞれエラー確認と点灯確認をしてから一つ一つ繋げてください。
点灯確認する前に、ブレーキペダルを踏まずにエンジンスタートスイッチを2回押し、異常のチェックランプやエラーが出ていないか確認してください。 3回目を押すと、電源がOFFになるので、そのあと、普通の手順でエンジンをかけて、点灯確認してください。
バックランプを取り外します。カプラーを反時計回りに回して、バルブを取り外します。
ハロゲンバルブを取り外し、LEDバルブから繋がっているコネクターを差し込みます。
POINT
LEDバルブの白線(+)と黒線(-)の極性を間違わないようにしてください。
極性を間違えた場合、車両側エラーの原因となります。
差し込んだら、ギアをリバースに入れて、点灯確認をします。
POINT
点灯確認は必ず2人以上で行ってください。
極性を間違えた場合は点灯しません。180°回転させ差し込んでください。
点灯確認を行う際、エンジンを始動せずにバックにするなど通常の動作と異なる動作を行わないでください。車両側エラーの原因となります。
極性間違え等により車両エラーが発生した場合は、エンジンを始動するなどで改善する可能性があります。それでも改善しない場合は、車両説明書を確認するか、ディーラー(車両販売店)様に確認を行ってください。
ポジション(黄色配線)を接続します。
テールゲートの内側から、運転席側のナンバー灯のカプラーを取り外します。爪を押しながらひきぬくと、カプラーが取り外せます。
※助手席側のナンバー灯の配線へはアクセスしにくいので、ポジション電源は、両方とも運転席側のナンバー灯の黄色配線から取ります。
ハサミかカッターナイフで配線保護チューブを切り取ります。
 
延長した黄色+黒色配線をナンバー灯の黄色配線にエレクトロタップで割り込ませます。エレクトロタップが外れ、接触不良を起こしにくくするために、インシュロックで固定します。反対側の電源もエレクトロタップで同じ配線に取り付けます。
POINT
ブレーキ/テールランプのプラス配線の場所や色は、車両によって異なります。車両整備解説書や検電テスターなどを使用し確認を行ってください。 必ずプラス配線と接続してください。間違った配線に接続すると、商品の故障や、車両の不具合などにつながる場合があります。
ナンバー灯のカプラーを戻したあと、ブレーキペダルを踏まずにエンジンスタートスイッチを2回押して、エラーや異常のチェックランプが点灯していないか確認した後、エンジンをかけて、ライトのポジションをONにして、点灯確認をしてください。そのあと、絶縁テープを巻きます。
ブレーキ(赤色配線)を接続します。
ハイマウントストップランプのコネクターの爪を押し、カプラーを取り外します。
カッターナイフでハイマウントストップランプ配線に巻いてあるテープを切り取り、ハイマウントストップランプの赤色配線に、延長した赤色+赤色をエレクトロタップで割り込ませます。もう片方の配線も同様に割り込ませます。
POINT
ブレーキ/テールランプのプラス配線の場所や色は、車両によって異なります。車両整備解説書や検電テスターなどを使用し確認を行ってください。 必ずプラス配線と接続してください。間違った配線に接続すると、商品の故障や、車両の不具合などにつながる場合があります。
ハイマウントストップランプのカプラーを戻したあと、ブレーキペダルを踏まずにエンジンスタートスイッチを2回押し、エラーや異常のチェックランプが出ていないか確認してからエンジンをかけ、ブレーキペダルを踏み、点灯確認をします。 そのあと、ポジション配線と同じように、エレクトロタップをインシュロックで縛り、接触不良を起こしにくくして、絶縁テープを巻きます。
LEDバルブを差し込みます。取り付けは、バルブの根元がゴムになっているので、差し込むだけです。しっかりと隙間なく差し込みが出来ているか確認をしてください。
POINT
ライトユニットによってはバルブ挿入口が小さく固定しづらい場合があります。 その場合は、ゴム部分に滑りをよくするためグリスなどを塗布し、滑りをよくしたうえで挿入、固定してください。
ライトユニットによっては、固定が緩く水分が侵入してしまう恐れがあります。 その場合は付属の隙間調整用ゴムを使うか、シーリング材などを使用し、防水処理を行ってください。
配線やカプラーのカタカタ音を出しにくくするために、既存の配線にインシュロックで固定したり、カプラーのまわりにスポンジテープを巻きます。
内張りを戻します。テールゲート上半分のベージュの内張りは、3つに別れるので、左右の内張りを戻してから真ん中のハイマウントストップランプ付近の内張りを戻すとスムーズにピンが入りやすいです。
左右の内張りを戻してから
左右の内張りを戻してから
 
真ん中のハイマウントストップランプ付近の内張りを戻す
真ん中のハイマウントストップランプ付近の内張りを戻す
逆の手順で残り下半分の黒色の内張りや取り外したパーツを戻せば作業完了です。

ビフォーアフター比較

バックランプ時

[左]Before: 純正球 [右]After: エフシーエルLED
[左]Before: 純正球 [右]After: エフシーエルLED
Before: 純正球
Before: 純正球
After: エフシーエルLED
After: エフシーエルLED
Before: 純正球
Before: 純正球
After: エフシーエルLED
After: エフシーエルLED

テール時

[左]Before: 純正球 [右]After: エフシーエルLED
[左]Before: 純正球 [右]After: エフシーエルLED
Before: 純正球
Before: 純正球
After: エフシーエルLED
After: エフシーエルLED

ブレーキ時

[左]Before: 純正球 [右]After: エフシーエルLED
[左]Before: 純正球 [右]After: エフシーエルLED
After: エフシーエルLED
After: エフシーエルLED

まとめ

商品装着後どんな変化がありましたか?
バックランプが断然明るくなり、バックする時にとても視界が良くなりました! また、ポジション時に赤く発光することで他のLEDバルブやテールランプと統一感が出て、ドレスアップ効果も抜群です。リアフォグランプのように、眩しい程発光しないので、後続車への迷惑にもなりません。 そして、ブレーキ時に連動して強く赤色発光するので、後続車からの視認性もアップして、追突事故防止にも効果がありそうです!
ご家族や友人からの反応はありましたか?-ある場合、どんな反応でしたか?
妻からは、バックする時にめちゃくちゃ見やすくなった!と好評でした。また、ここ(バックランプ)が赤く光るなんて、オシャレでいいね!といってもらえました。
同車種のオーナー様に一言どうぞ!
作業工程が少し多いので大変そうに感じるかもしれませんが、この手順書を見れば、1つ1つの作業はそれほど難しくないので、是非DIYに挑戦してみてください。取り付け効果は200%以上の満足感です!
以上、デリカD5のオーナー姫ゴリくん様の取付レポートでした!その他のカスタムレポートも多数いただいております。そちらもぜひご覧ください♪
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商品はこちら

2色切替 3WAYバックランプ (T16・T20)
 
 
記事について
  • 商品改良の為、仕様・外観は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。商品の仕様などは、モデルの変更に応じて、変わります。必ず最新の商品ページをご確認ください。
  • 取付レポートに関しましては、あくまでも取付例となりますので、お車の年式、グレード、仕様によってバルブ形状、取付方法が異なる場合がございますので、予めご了承ください。
  • HIDやLEDは高電圧を発生するため、取付けには大変危険を伴います。取付けの際は、バッテリーのマイナスターミナルを外し、ヘッドライトのスイッチをOFFにした状態で行ってください。
  • お車のグレードや仕様によっては別途バルブアダプター、キャンセラー等が必要になりますので、予めご了承下さい。
  • 記載の情報はあくまで一例となります。取り付けの際に起こった損害や、バルブ形状が異なるなどの責任は負いかねます、予めご了承ください。
 
エフシーエルは、高品質素材の厳選&高い技術力で皆様と一緒に愛車を育てるブランドです。
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