ポジション/車幅灯
1. ポジションライト役割
ポジションランプは車の前面両端についている小さなライトで、『車幅灯』・『スモール』などと呼ばれることもあります。
一般的に自動車のライトは2段階になっており、1段階目でポジションランプ、2段階目でヘッドライトが点灯します。ポジションライトは、夜や暗い場所などで、車幅や自車の存在を周囲に知らせるために使用するライトです。夕暮れ時や薄暗い天気の日など、ヘッドライトを点けるほどでもない明るさのときは、車幅灯を使用します。
日中に自車の存在を認識しやすくするために点灯するデイタイムランニングライト(デイライト)とは、用途が異なりますのでご注意ください。
ちなみに夜間にポジションランプだけ点灯して走行すると無灯火運転となり違反です。
日没後から日の出の「夜間」はヘッドライトを使わなければいけません。
2.保安基準は?
ポジションランプでは、明るさや色、位置などの保安基準があります。
明るさ・色
- 光源 : 5W以上(平成17年12月31日以前に製造された車)、5W以上~30W以下(平成18年1月1日以降に製造された車)
- 光度 : 300cd以下
- 色 : 白色、淡黄色、燈色(平成17年12月31日以前に製造された車)、白色(平成18年1月1日以降に製造された車)
白色だと保安基準を満たしますが、ウインカーやハザードランプと構造上一体化しているときには、燈色でも基準を満たします。
位置・個数・大きさ
- 平成8年1月31日以前に製造された車 : ランプの中心の高さが地上より2m以下
- 平成17年12月31日以前に製造された車 : ランプの上縁の高さが地上より2.1m以下
- 平成18年1月1日以降に製造された車 : ランプの上縁の高さが地上より2.1m以下、ランプの下縁の高さが地上より3.5m以下
- 横 : 最外側から4m以内
- 個数 : 2~4個(平成18年1月1日以降に製造された車)
- 大きさ : 15m2
位置は高さと横の基準があり、規定の位置に配置されるようにします。個数は規定があり、必要以上に設置すると明るくなりすぎて視界を妨げ恐れがあります。また、対向車などからランプが見える必要があるために、このように細かな基準が設けられています。
3. ポジションランプの選び方
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A. T10超拡散タイプ
対応バルブ | T10 |
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明るさ | ★★☆ |
取付難易度 | ★☆☆ |
特徴 | 色展開が豊富!4色展開から自分の好みの色を選べ、ステルス性も高くおすすめです。 |
ヘッドライトと色味を合わせたい!という方はこちらがおすすめ!
T10 超拡散タイプ
(ホワイト / 電球色 / ウォームホワイト / ブルーイッシュホワイト / フロスティブルー)
ナンバー&ポジション&ルームランプなどに最適!
B. Simpleシリーズ T10 10個セット
C. T10 キャンセラー内蔵21連
対応バルブ | T10 |
---|---|
明るさ | ★★☆(2.5) |
取付難易度 | ★☆☆ |
特徴 | キャンセラー内蔵タイプなので、球切れ警告灯が搭載されている輸入車はこれ一択!!球切れ警告灯の機能がない車でも問題なく使えますので、明るいタイプがほしい!という方にはおすすめですよ。 |
T10 キャンセラー内蔵
輸入車はもちろん、国産車にも装着可能です。