<120系 マークX>純正HIDをパワーアップして明るく

人気の純正HIDを55Wにする商品ですが、マークXオーナー様に取付けていただきました。HIDの取付け方法と使用後の感想をまとめました。お客様のコメントです。
「街灯なしの路地を走ると明るさの違いに驚きました。いつもハイビームを使用している路地ですが、ロービームでも明るく、それでも角度は上を向いていないので、対向車の幻惑になる恐れも少なそうです。明るくなり、取付けもすごく簡単」とのことです。それでは、取付けの詳細にいて画像つきでお伝えします。
取り付け概要

使用した道具 | 作業用グローブ、ラジオペンチ、ドライバー(+-)、ソケットレンチ(10mm)、エクステンションバー |
作業時間 | 1時間~1時間半 |
作業難易度 | ★★★☆☆ |
作業概要 | ヘッドライトを外し、バラスト・バルブを交換する |
ヘッドライトを外すのにバンパーを完全に取り外す必要はありません。ヘッドライトの固定ボルトが外せるようにずらせば比較的短時間作業できます。
ただし、ずらした状態では、フェンダーやヘッドライトレンズを傷つける可能性があるので、必ず保護した上で作業することをお勧めします。
取り付けレポートでは、身近にあるもので代用していますが、より丁寧に行う場合は、フェンダー・レンズなどを養生テープで保護してから作業すると不意に傷つけてしまうようなアクシデントを防げます。
クリップやボルト・ネジが多数出ますので、どれがどこのものか分かるようにそれぞれ分けて保管してください。
今回取り付けた商品はこちら

純正HID用 パワーアップキット 純正型バラスト

交換方法
120系マークX バンパーの外し方

まずはエンジンルームを開けてください。

電気系統の作業をするときは必ずバッテリーのマイナスを外し、ショート・感電しない様にしてから作業を始めます。

まず、ヘッドライトを外す作業するためにラジエターカバーを取り外します。外すためには11箇所クリップを外す必要があります。

ラジオペンチなどの先の細く固いものでクリップの中心を押すとクリップが外れます。押し込んだピンを元に戻すと再利用できます。

ラジエーターカバーを外し、フロントグリルとバンパーのクリップを外します。

フロントグリルはプラスドライバーで外せますが、バンパーのクリップはマイナスドライバーを溝に差し込みテコの原理で上げれば外せます。

左右2箇所ずつ外します。

前が外れたら、タイヤハウスのクリップを2箇所外します。こちらもマイナスドライバーを差し込んでテコの原理で外せます。※バンパーの角の塗装が割れる可能性があるので、あれば内張りはがしの方がお勧めです。

インナーをめくるとボルトが出てくるので、+ドライバーで取り外します。※中に落とすとアンダーカバーを外さないと取りづらくなるので落とさないように注意してください。

ボルトを外したら、バンパーを引っ張れば外れます。

バンパーを外した時に、フェンダーを養生します。最低限、画像のようにバンパーに軍手やタオル等を被せて保護しないとバンパーの角がフェンダーに当たりキズの原因となります。

フロントグリル側も手前に引っ張り、バンパーがズレた状態にします。この時に、フェンダー側同様にレンズが傷つかないようにレンズを養生するか、保護します。
純正バルブ・バラストへのアクセス

バンパーをズラしたら、ヘッドライトを固定しているボルト3箇所取り外します。ソケットレンチ10mmを使い、ヘッドライト上側にあるボルトを外します。

内側の下にもボルトがありますが、奥にあるのでエクステンションバーを使ってボルトを回します。

フェンダー側、バンパーを下げたところに1本あります。

最後に上側がツメで掛かっているので、マイナスドライバーを差し込みテコの原理で完全に外れます。

ボルトは外れましたが、バルブなどまだつながっているので、スモールライト・ハイビーム・フォグ・ウインカーを外し、レベライザー・ロービームのコネクター2箇所を外します。こちらはツメを押して引き抜けば外れます。
バルブ・バラストの交換

ヘッドライトが外れたら、マットなどレンズが傷つかない場所に置きます。底側にネジ4箇所で止まったバラストあるので外します。

外れたバラストを裏返すとコネクターが1箇所あるので外します。

ロービームのバルブの蓋を外し、イグナイターを左まわりにひねると外れます。

イグナイターを外すと、バルブが出てきます。バルブを外すには、金具を内側に狭め下に下ろせば金具の固定が外れます。

バルブが外れた状態。

今回取り付ける、純正HIDパワーアップキットを箱から取り出して、取り外したように取り付けます。

先ほど、純正バラストから外したコネクターを繋げ、純正バラスト同様に4箇所ネジで固定します。

新しいバルブを取り付けるときに、バルブの切り込みがヘッドライト側に合うように差し込み、金具を外した時の要領で固定します。この時に、バルブのガラス部分を指で触ってしまうとバルブ切れの原因となりますので、慎重に作業しましょう。固定したら、イグナイターをしっかりと固定し、蓋を閉めます。
外した時の逆の手順で順番に戻していけば完了です。
35Wと55Wの明るさ比較


駐車場で比較すると、装着後建物側がしっかり見えます。それでもカットラインは変わっていません。

F2.8 1.6秒 ISO100 AWB で撮った比較
まとめ








まとめ
街灯なしの路地を走ると明るさの違いに驚きました。いつもハイビームを使用している路地ですが、ロービームでも明るく、それでも角度は上を向いていないので、対向車の幻惑になる恐れも少なそうです。
また取付けは、ヘッドライトを外すのにバンパーを完全に取り外す必要はありません。ヘッドライトの固定ボルトが外せるようにずらせば比較的短時間作業できます。ただし、ずらした状態では、フェンダーやヘッドライトレンズを傷つける可能性があるので、必ず保護した上で作業することをお勧めします。
最高の商品ありがとうございました。
商品はこちら
純正HID用 パワーアップキット 純正型バラスト

記事について
- 商品改良の為、仕様・外観は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。商品の仕様などは、モデルの変更に応じて、変わります。必ず最新の商品ページをご確認ください。
- 取付レポートに関しましては、あくまでも取付例となりますので、お車の年式、グレード、仕様によってバルブ形状、取付方法が異なる場合がございますので、予めご了承ください。
- HIDやLEDは高電圧を発生するため、取付けには大変危険を伴います。取付けの際は、バッテリーのマイナスターミナルを外し、ヘッドライトのスイッチをOFFにした状態で行ってください。
- お車のグレードや仕様によっては別途バルブアダプター、キャンセラー等が必要になりますので、予めご了承下さい。
- 記載の情報はあくまで一例となります。取り付けの際に起こった損害や、バルブ形状が異なるなどの責任は負いかねます、予めご了承ください。
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