今回はフレアカスタムのオーナー、dex.sabani3様にご協力いただき、フロントのウィンカーにシームレスシーケンシャルウィンカーを装着していただきました。
最近は流れるように点灯するシーケンシャルウィンカーを目にする機会も増えてきたかと思います。こちらは高級車や輸入車の純正、最近の新型車両に多く搭載されている機能です。シーケンシャル(sequential=連続的な、続いて起こる)ウィンカーは、LEDを連続的に点灯することで方向指示を表します。その車両が曲がろうとしている方向が視覚的にわかることがメリット、視認性が高く安全性もアップします。
そんな魅力的な機能がエフシーエルのシームレスシーケンシャルウィンカーで手に入り、愛車が新型仕様に早変わり。高級感溢れる愛車のドレスアップを楽しんでみませんか？
取り付け概要
こんにちは！日夜車の写真をカッコ良く撮る方法を研究している@dex.sabani3と申します。DIYも好きで車弄りも嗜んでいます。
さて今回はfcl.さんよりシーケンシャルウインカーのモニター依頼を賜りましたので、私の奥さんの車であるマツダ フレアに取り付けてみたいと思います。このマツダ フレアですが、スズキのOEMワゴンRスティングレーと同型になります。ワゴンRユーザーさんにも参考になれば幸いです！
使用した道具 | シリコンリムーバー、3M強力両面テープ、配線保護用コルゲートチューブΦ5、延長コード3系統分×2各約30cm、マスキングテープ、結束テープ、他ウエス等、シリコーンシーラント |
作業時間 | |
作業難易度 | ★★ |
作業概要 |
今回取り付けた商品はこちら
まさかシーケンシャルウインカーが発売になるとは…想像の斜め上から攻めてくるfcl.さん。さすがですね！シームレスシーケンシャルウインカー<フロスティブルー/アンバー>になります。
シーケンシャルウィンカー
交換方法
使用する工具と資材
ニッパー、プライヤー、電工ペンチとギボシセットを使いました。写真に写ってませんが、カッターナイフがあると便利です。
こちらは使用した資材になります。 シリコンリムーバー、3M強力両面テープ、配線保護用コルゲートチューブΦ5、延長コード3系統分×2各約30cm、マスキングテープ、結束テープ、他ウエス等
それとシリコーンシーラントが必要です。
準備
さあ！取り付け開始します。取り付けイメージはこんな感じにしたいですが…
ヘッドライトのこの部分の角度がキツ過ぎて貼り付け出来なさそう。
過剰な圧迫や、過剰な折り曲げは避けて取り付けてください。内部基盤の損傷などの原因となります。 曲げ箇所や強く圧迫された部分などに関して、ホワイト色で色ムラが発生する恐れがあります。これは仕様であり商品の不具合ではありません。
ヘッドライト上部にだけ貼り付けようと思ったらこの部分が出っ張ってるのでヘッドライトの幅で貼り付けられません。
避けるか無理矢理付けるか？迷いましたが、ボンネット側に取り付ける事にしました。
めちゃくちゃ汚れてますので洗い落とし、シリコンリムーバーで脱脂して両面テープがしっかり着くようにしておきます。
一旦ボンネットを閉めて貼り付け位置決めします。マスキングテープを貼り付け、マーキングします。
シーケンシャルをカット～防水加工
まずは、バッテリー等に繋いで事前にシーケンシャルウィンカーの点灯テストを行いましょう。 問題なく点灯することを確認したら、シーケンシャルウインカーテープが長いのでカット✂️します。カットする位置を決めてマーカーで目印を書きます。あまりシビアに寸法取りしなくても大丈夫です。
ハサミを使ってまっすぐ切り落とします。この時、目印より1cm程長く切ってくださいね。 ここからはfclさんの解説動画が分かりやすいです♪
次に切断面の防水加工を施します。
シリコーンシーラントを使って切断面をコーキングします。ヘラはカッターナイフの歯が大きさも、しなり具合も丁度良いです♪
シリコーンチューブを指で挟んで広げると確実にコーキング出来ます。
このままでも充分なのですが、見た目を良くする為と、更に防水性アップの為に切り落とした端に着いてるキャップを外して移植してみました♪接着はシリコーンシーラントでOKです。
防水加工はこれで終わりですが、硬化するまで一晩置いてくださいね！硬化待ちしないで取り付けしようとするのは絶対に止めて下さい！シーケンシャルウインカーと手に付いたシリコーンシーラントがほんの僅かでも貼り付け部分に着くと両面テープが全く付かなくなります！指をウエスで拭った程度ではシリコーンは落ちません！こうなるとシリコンリムーバーで再度拭いても貼り付け不能になります！慌てず騒がずここで一旦作業は止めて明日に備えます。
LEDテープの貼り付け
一晩置いたのでシリコーンが硬化しました。作業再開します。いよいよLEDテープを貼り付けるのですがボンネット裏側の端はご覧の通り凸凹があるためそのままペタッとはいかないと見たので…
信頼の3M！超強力両面テープ！ここで材料費ケチると後で泣きをみます。クッション材が凸凹をならしてくれるので密着します。
シーケンシャルウインカーを取り付ける位置にしっかりと貼り付けて…しつこいくらい指で押して密着させます。
いよいよシーケンシャルウインカー貼り付け！遠い道のりでしたw 発光面をボンネット端よりほんの少しだけ外に出る様にしっかりと貼り付けます。発光面を外向きに！間違えないように！ツルツルした面が光ります。
配線が付いている側からアンバーの光が流れますので、配線が出ている方を車の中心に向けて貼り付けます。
配線をボンネットのフレーム内を通すのでインシュレーター（遮音材）をいったん外します。◯の場所にプラスチックピンで止めてあるだけなので手で引き抜くだけで外せます。エンジンルームに落とさないよう注意してくださいね！
3本の配線の先をマスキングテープで巻いておくと通しやすくなります。
先ずはココの穴から…
右下の穴へ通して…
更に右の小さな穴へと通します。特に道具は使わずに通せました。
全部通したらボンネットヒンジにタイラップで止めてしまいます。同じ要領で反対側もシーケンシャルウインカーを貼り付け、配線を通し、インシュレーター（遮音材）を元通りに取り付けます。
ボンネットにシーケンシャルウインカーを付けてしまったので配線が30cm程足りなくなってしまいました。ウインカー用、ポジション用、アース用それぞれ延長しました。
- ヘッドライトライト上部に貼り付けた場合は延長の必要はありません。
- 配線を繋ぐ場合、圧着スリーブを使うかハンダ付けの方が良いのですが簡単に手に入るギボシ端子で繋いでみました。段違いで接続するとテーピングした時お団子にならずに済みます。
繋ぎ終わったら、コルゲートチューブや結束テープを使ってひとまとめにすると、見た目スッキリになって良いです。
ボンネットヒンジ部分は可動部分なので配線に余裕を持たせておきます。
ウインカーバルブを外します。矢印部分のヘラのような部品がウインカーバルブソケットです。
左に回すと外れます。
狭いエンジンルームですので工夫されてますね。ウインカーバルブソケットの下にこんなコネクターがあります。丸印の部分でコネクターが車体に固定されています。外した方が配線がフリーになるので作業しやすくなりますが、手が引き攣りそうですので無理なら外さなくても大丈夫です。
ウインカー配線を付属のワンタッチコネクター（分岐タップ）を使って接続します。赤色がウインカープラス配線。黒がアース線です。それぞれ繋ぎます。プライヤーでカチッと音が鳴るまでしっかりと挟み込みます。
グレードや型式の違いで、配線の色や配線の場所は異なる場合があります。必ず検電ペンなどを使って、接続する配線を確認してください。
ヘッドライトユニットにポジションバルブがありますので、外して作業しやすくし、配線接続します。こちらも赤色がポジションプラス配線です。シーケンシャルウインカーの青色線がポジション用です。
ご覧のようにこの付近はかなり汚れているので手が真っ黒になります（汗）。なので洗剤溶液を入れたバケツを準備しておくと手が洗えて便利です♪
配線を繋ぎ終えたら結束テープで巻止めておきます。ワンタッチコネクター（分岐タップ）の外れ防止と配線保護、見た目スッキリ化の為です。後はウインカーバルブとポジションバルブを元通りに組み付け、付属のタイラップを使って配線止め処理を行います。 反対側の配線も同じ要領で繋げば作業は完了です！お疲れ様でした！
ビフォーアフター比較
まとめ
ボンネット裏側に着けた為、下向きに光を放つためヘッドライト全体がポジションランプみたいに輝いてアピール度大幅アップしました！淡いブルーという色は少ないので個性が出ました。ウインカーを出すとシーケンシャルに変わるので注目度もアップです！
ちょっとだけヤンチャな感じだけど、淡いブルーはオシャレ♪と奥様ご満足です。
この型のフレア/ワゴンRスティングレーはまだまだ現役でよく見かける車種なので、シーケンシャル/ポジションランプを着けるとアピール度Max！
配線接続を頑張ればカッコ良くなりますよ！
商品はこちら
シーケンシャルウィンカー
- 商品改良の為、仕様・外観は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。商品の仕様などは、モデルの変更に応じて、変わります。必ず最新の商品ページをご確認ください。
- 取付レポートに関しましては、あくまでも取付例となりますので、お車の年式、グレード、仕様によってバルブ形状、取付方法が異なる場合がございますので、予めご了承ください。
- HIDやLEDは高電圧を発生するため、取付けには大変危険を伴います。取付けの際は、バッテリーのマイナスターミナルを外し、ヘッドライトのスイッチをOFFにした状態で行ってください。
- お車のグレードや仕様によっては別途バルブアダプター、キャンセラー等が必要になりますので、予めご了承下さい。
- 記載の情報はあくまで一例となります。取り付けの際に起こった損害や、バルブ形状が異なるなどの責任は負いかねます、予めご了承ください。
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