車検のヘッドライト検査、LowとHiどっちで検査する? - fcl. (エフシーエル)

車検のヘッドライト検査、LowとHiどっちで検査する?

以前からお送りしている車検シリーズ。前回は実体験レポートのような形でお送りしましたが、本日は私からヘッドライト検査についてちょっとだけ豆知識を補足させてもらおうと思います。テーマは諸説ある車検のヘッドライト検査のHi&Lowについてです。

どっちで検査するの?

車検のヘッドライト検査は「Lowで光量が足らず、Hiで通した」「Lowでカットラインが出なかったが、Hiで通してくれなかった」など様々な声が報告されていますが、現場では一体どうなっているのでしょうか。
実はこのヘッドライト検査については今まで明確な基準が無く、検査官の判断でLowの数値が足らない場合、Hiでの計測をしたり、しなかったりという状況が続いていました。ただでさえ分かり辛い検査基準に、運用側の解釈の違いもありますから、色んな噂が飛び交っていたというわけなんです。
しかし、今年の6月からは明確な基準が設けられています。ということで以下では自動車技術総合機構が検査場に通達した内容を要約してご紹介してみますね。。

車検基準について

1、平成10年9月1日以降に製造された車は原則Lowビームで検査する(それ以前に製造された車はHiビームで検査してもOK)。
2、Lowビームでの検査時は必ず両側を測定する(従来通り)
3、平成10年9月1日以降に製造された車(Lowで検査する車)の中で、「計測困難な自動車」は、Hiビームで検査しても良い。
4、「計測困難な自動車」は明るさが足りていて、照射光が上向き過ぎない車と定める。
5、上記は平成30年6月1日から適用します。
以上です。

つまりどういうこと?

これをさらに要約すると「古い車(平成10年9月1日以前に製造された車)はLowでHiでも検査OK」新しい車(平成10年9月1日以前に製造された車)は原則Lowで検査します」というもの。これが平成30年6月1日から適用されているということですね。
これはまだ適用されたばかりですから、過去の情報を参考にしてしまうとややこしいことになってしまいます。これから車検を控えている方はぜひ参考にしてみてください!
 
記事について
  • 商品改良の為、仕様・外観は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。商品の仕様などは、モデルの変更に応じて、変わります。必ず最新の商品ページをご確認ください。
  • 取付レポートに関しましては、あくまでも取付例となりますので、お車の年式、グレード、仕様によってバルブ形状、取付方法が異なる場合がございますので、予めご了承ください。
  • HIDやLEDは高電圧を発生するため、取付けには大変危険を伴います。取付けの際は、バッテリーのマイナスターミナルを外し、ヘッドライトのスイッチをOFFにした状態で行ってください。
  • お車のグレードや仕様によっては別途バルブアダプター、キャンセラー等が必要になりますので、予めご了承下さい。
  • 記載の情報はあくまで一例となります。取り付けの際に起こった損害や、バルブ形状が異なるなどの責任は負いかねます、予めご了承ください。
 
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