愛車のライトを交換する時、誰もが悩む「色選び」。 「ケルビン(K)」という単位がその指標となりますが、専門用語が多くて混乱してしまいますよね。「よく分からないから、とりあえず白くて明るそうなものに…」と選んでしまい、後悔した経験はありませんか?
実はライトの色選びは、「見た目のカッコよさ」「悪天候時の見やすさ(実用性)」「車検への適合」という3つの要素を正しく理解することが、失敗しないための絶対条件です。
この記事では、ライト専門店のfcl.が、ケルビン数の基本から、各色の特徴、車検のルール、そしてプロがおすすめする色の組み合わせまで、どこよりも分かりやすく解説します。あなたのカーライフをより快適でスタイリッシュにする、最高のライト選びを始めましょう!
明るさじゃない!光の「色」を表すケルビン(K)とは?
まず最も重要なのが、ケルビン(K)は光の「色温度」を表す単位であり、明るさ(ルーメン)とは一切関係がないということです。
- ケルビン数が高くなるほど、光は青白くなります。
- ケルビン数が低くなるほど、光は黄色や赤みがかった色になります。
ケルビンの数値が極端になるほど個性的な色味になりますが、一般的に路面を照らす「視認性」は低下する傾向があります。そして、この「色」は車検に大きく関わってきます。
車検に通る色味は?
車検で定められているのは「色」であり、ケルビン数の具体的な数値ではありません。そのため、最終的には検査官の判断に委ねられますが、一般的には以下の範囲が目安とされています。
一般的に、車検対応とされるホワイトは概ね6500K前後までが安全圏です。8000Kのような青みが強い光は、検査官に「青色」と判断され不適合となる可能性が高いです。また、色が濃くなるほど路面での視認性は低下する傾向があるため、実用性も考慮して選ぶことが重要です。
ヘッドライト
ヘッドライトは、車の製造時期によって、車検対応の色味が異なります。平成17年以前の車なら、イエローもOKですが、平成18年以降の場合はホワイトのみ車検対応となります。
フォグランプ
フォグランプの車検時の保安基準では色味は「白色または淡黄色」であることと記載されています。つまり、ホワイトとイエローであれば車検対応となります。
ホワイトとイエローの切り替え式であれば、保安基準上は問題ありません。ただし、点灯時は必ず「左右同じ色で同時に点灯」している必要があります。ライムイエローはイエローの一種として扱われますが、稀に検査官が「緑色」と判断する可能性もゼロではありません。車検時はホワイトまたはイエローで検査を受けるのが最も確実です。
エフシーエルのカラーラインナップと特徴
fcl.では、スタイルや実用性に合わせて選べる多彩なカラーをご用意しています。
こちらの写真は、バルブの色味を分かりやすくお伝えするため、フォグランプのみを点灯させています。フォグランプは悪天候時にヘッドライトと併用するのが本来の使用方法です。安全のため、晴天時やフォグランプのみでの走行はおやめください。また、モニター設定等により実際の色味と異なる場合がございます。
ホワイト系(車検対応の定番カラー)
ホワイトLED
透明感のあるスッキリとした白色が、愛車のフロントフェイスを現代的でシャープな印象に変えます。ヘッドライト用として最も人気が高く、ドレスアップの第一歩として最適です。
電球色/ハロゲン色LED
LEDの明るさと省電力を持ちながら、ハロゲンランプ特有の温かみのある色合いを再現。旧車やオフロード車の雰囲気を壊さずに性能を向上させたいオーナー様に強くおすすめします。もちろん車検対応です。
純正HIDの色味を再現しました。色が白すぎると、運転しにくいんだよね、という方におすすめです。
HIDのバルブのホワイトです!LEDとは発光の仕方が異なるため、若干色味が違います。純正HID仕様車の方で色味合わせをしたい方におすすめ。
-ブルー系(車検非対応)
HIDならではの青みがかった白色光。シャープでクールな印象を与えますが、車検非対応となるため、ドレスアップイベントなど限定的な使用を目的とする方向けです。※車検非対応
濃いブルーやアイスブルーとは一線を画す、落ち着いた大人のためのブルー。ホワイトに溶け込むような淡い青が、さりげなくも確かな個性を主張します。※車検非対応
2色切替バルブなら、ホワイトやイエローで車検を通すことが可能です。
とてもカッコ良いですが、色が濃いものが多くて好みが別れます。さり気なく青を入れたカスタムをしたいという方は、フロスティブルーや8000Kがおすすめです。
イエロー/アンバー系(実用性と個性の両立)
近年、絶大な人気を誇るfcl.の代表的カラー。イエローの視認性の高さに、スタイリッシュなグリーンの要素を加えた独特の色合いが魅力です。車検は検査官の方の判断によりますので注意が必要です。2色切替バルブなら、ホワイトやイエローで車検を通すことが可能です。
「フォグランプといえばイエロー」と言われる王道カラー。雨、霧、雪などの悪天候時に路面の凹凸や白線を的確に捉え、視認性を格段に向上させます。フォグランプとしては車検対応です。
SDMカスタムやアゲ系スタイルで人気の高い、ウィンカーに近いオレンジ色のアンバー。グリルマーカーとの色合わせにも最適で、唯一無二の個性を演出します。※車検非対応
一般的なグリーン系のLEDは、色が濃すぎて「ヤンチャ感」が出てしまうことも。fcl.では、あくまで実用的なイエローをベースに、ほのかにグリーンを感じる絶妙な色合いとして「ライムイエロー」を開発しました。
光量の違うウィンカーとフォグランプの色味を揃えるのは非常に困難です。fcl.では、テストを重ねて可能な限りウィンカーのアンバー色に近づけ、統一感のあるカスタムを実現しました。
他社製アンバー
下記の写真は、実際に他社製のアンバー装着されていた方から、ご相談をいただいた際のお写真です。
fcl.製では、ウィンカーとの色味合わせにこだわって開発を行いました。
スタイル別!色の組み合わせコーディネート集
ヘッドライトとフォグランプの色を合わせることで、統一感のある完成されたスタイルが生まれます。ここでは人気の組み合わせを実車写真でご紹介します。
a.ホワイト×ホワイト
王道の組み合わせ。クリーンで現代的な印象に。
b.ホワイト×イエロー
実用性とスタイルを両立。悪天候にも強い全天候型仕様。
c.ホワイト×ライムイエロー
最新トレンドの組み合わせ。個性的で視認性も抜群。
d.電球色×イエロー
クラシック&ワイルド。オフロード車や旧車に最適。
e.電球色×電球色
ネオクラシックな雰囲気。全体の統一感を重視するスタイル。
f.ホワイト×フロスティブルー
さりげない個性を演出する、洗練された組み合わせ。
3. おすすめ商品
カラーチェンジLEDフォグランプ (H8/H11/H16,HB4)
LEDヘッドライト/フォグランプ (H8/H9/H11/H16,HB3,HB4)
ホワイト・イエローから選べる!
LEDヘッドライト/フォグランプ <レジェンダリーシリーズ> (H1,H3/H3C,H7,H8/H9/H11/H16,HB,HB4)
ホワイト・イエロー・電球色・ライムイエローから選べる!
LEDヘッドライト H4 Hi/Lo ホワイト
LEDヘッドライト H4 Hi/Lo 電球色 12V車専用
- 商品改良の為、仕様・外観は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。商品の仕様などは、モデルの変更に応じて、変わります。必ず最新の商品ページをご確認ください。
- 取付レポートに関しましては、あくまでも取付例となりますので、お車の年式、グレード、仕様によってバルブ形状、取付方法が異なる場合がございますので、予めご了承ください。
- HIDやLEDは高電圧を発生するため、取付けには大変危険を伴います。取付けの際は、バッテリーのマイナスターミナルを外し、ヘッドライトのスイッチをOFFにした状態で行ってください。
- お車のグレードや仕様によっては別途バルブアダプター、キャンセラー等が必要になりますので、予めご了承下さい。
- 記載の情報はあくまで一例となります。取り付けの際に起こった損害や、バルブ形状が異なるなどの責任は負いかねます、予めご了承ください。
エフシーエルは、高品質素材の厳選&高い技術力で皆様と一緒に愛車を育てるブランドです。
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