輸入車にカラーチェンジLEDフォグランプは装着できるの?球切れ警告灯対策は必要? - fcl. (エフシーエル)

輸入車にカラーチェンジLEDフォグランプは装着できるの?球切れ警告灯対策は必要?

fcl.では国産車だけでなく輸入車にも対応した商品があり、多くの輸入車オーナー様にご利用いただいています。fcl.の人気商品「カラーチェンジLEDフォグランプ」についても輸入車オーナー様から、商品ページの下記の注意事項についてよくご質問いただきます。
今回は、最近話題の「カラーチェンジLEDフォグランプ」(2色切替LED)は輸入車に装着できるのか・球切れ警告灯のしくみや対策方法がないのか!?について詳しく解説します。

輸入車にカラーチェンジLEDフォグランプは装着できるの?球切れ警告灯対策は必要?

商品ページでもご案内しておりますが、残念ながら、輸入車へのカラーチェンジLEDフォグランプの取り付けは、推奨をしておりません
なぜなら、輸入車の多くには球切れ警告灯が付いており、この「球切れ」を感知する機能により、カラーチェンジLEDフォグが誤作動してしまうからです。

球切れ警告灯とは

車の灯火類はとても大事です。ただ、車に乗っていたら、運転席からは球切れに気づかない事もあります。よく片目で走っている車見かけますよね。危険な上、整備不良などの違反に当たりますので、注意しましょう。このとき「球が切れていますよ」と、車が親切に調べて教えてくれる機能が【球切れ警告灯】なのです。
球切れ感知の仕組み
  1. 車のスイッチをONにすると、コンピューターが微弱な電流をライトに送る。
  1. 微弱電流なので、ハロゲンバルブは光らないけど、電気はハロゲンバルブの中を通って帰ってくる。
  1. 帰ってくる時、電気は少し減ってます。その減った量で、ライトが正常かどうかを判断。
  1. 異常を感知したら、コンピューターがフラッシングなどを行い、さらにライトの状況を検査。
最終的に点灯に異常と判断したら、必要な電気を止めることもあります。
LEDバルブの場合、ハロゲンバルブに比べて消費電力が少ないため、電気が通常よりも多く帰ってきます。そのため車両側は「この電球は球切れしている」という判断をしてしまうのです。

ワーニングキャンセラーや抵抗を使ったらいいの?

単色の一般的なLEDバルブでしたら、ワーニングキャンセラーや抵抗を使えば、輸入車でも問題なくご使用いただけます。球切れ感知機能による微弱電流が定期的に流れていても、一瞬点灯するだけ(光ったかどうかわからないぐらいの光量)なので、支障はありません。
しかし、カラーチェンジLEDフォグランプの場合は、スイッチのオン/オフによるカラーチェンジの機能があることで動作が複雑になります。球切れ感知機能は、スイッチOFFの時でも、常に定期的に電流をライトに流して、監視しています。
コンピューターが右のヘッドライト、次左のヘッドライト、次右のフォグ、左のフォグ、右ウィンカー、次は……の様なイメージです。この監視システムの電流の間隔、タイミングはそれぞれのライト、それぞれのお車でまちまちです。
fcl.のカラーチェンジLEDフォグランプは、15秒以内にスイッチをON/OFF/ONすることで色の切り替えを行います。球切れ感知機能に使われる微弱な電流にも、カラーチェンジLEDフォグランプは反応して色を切り替えようとしてしまうのです。
ワーニングキャンセラーや抵抗を使って、球切れ警告灯の点灯を回避することはできますが、監視のための微弱電流がフォグランプの片側のみに流れた場合、その都度片側だけ色が切り替わろうとするため、常に左右の色が揃った状態で点灯させる事ができないのです。

方法はないの?

全く方法がないわけではありません。
お車をコーディングして、球切れ警告の機能を停止すればいいのです。
(ただし、ディーラーでは受付けてくれない所もあるのでご注意ください)
また、コーディング以外に、電源安定リレーを使う方法もありますが、これは確実な方法ではありません。
カラーチェンジLEDフォグランプへ、バッテリーからリレーで直接電源を取り、純正カプラーへキャンセラーを取り付ける方法です。
この方法は理論上エラー回避できるはずですが、お車によっては、抵抗値の違いや、球切れ検知の仕組みの違いで、やはり色の切り替えを制御できない恐れがあります。
せっかくご購入いただいたお客様にご迷惑をかけることのないよう、fcl.では輸入車・欧州車へのお取り付けを推奨しない結論を出しました。

球切れ警告灯が搭載していない輸入車なら装着できる?

この質問への回答は半分イエス・半分ノーとなります。 見た目では全くわからないのですが、球切れ警告灯はないけれども車両側コンピューター内で球切れを感知するシステムを導入する車があります。 ※米国車種などに多いです。 そういった場合は、エラー表示は出ないけれども、色が正常に切り替わらない恐れがあります。
国産車と同じように球切れ警告機能がない車であれば、輸入車でも正常にカラーチェンジLEDフォグランプが装着可能です。 例えばシトロエンのベルランゴには、エラー無しで装着ができたとの報告がございます。 お車に球切れ警告機能が搭載されているかをお調べいただき、取り付け業者様と取り付けの可否をご相談ください。HID化LED化の際に動作不良がでた事例がないか、インターネットで同じ車種の取り付け情報を確認してみるのもいいですね。

まとめ

なぜ輸入車にカラーチェンジLEDフォグランプが取り付けられないのか、理由はお分かりいただけたと思います。 メーカーや車種によっても状況が異なるので、一律に答えが出ないところが難しいところです。
しかしながら、輸入車がLED化ができない訳では決してありません!! カラーチェンジLEDフォグランプは取り付けられなくても、fcl.では輸入車用のLEDを販売しております。 カラーチェンジではなく、ホワイト、イエローなど単色でのご案内となりますが、LED化によるメリットはたくさんあります。 もし輸入車の用のLED化が気になる方は、ぜひ検討してみてください。 「輸入車用LEDヘッドライトセット」はおすすめです。
記事について
  • 商品改良の為、仕様・外観は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。商品の仕様などは、モデルの変更に応じて、変わります。必ず最新の商品ページをご確認ください。
  • 取付レポートに関しましては、あくまでも取付例となりますので、お車の年式、グレード、仕様によってバルブ形状、取付方法が異なる場合がございますので、予めご了承ください。
  • HIDやLEDは高電圧を発生するため、取付けには大変危険を伴います。取付けの際は、バッテリーのマイナスターミナルを外し、ヘッドライトのスイッチをOFFにした状態で行ってください。
  • お車のグレードや仕様によっては別途バルブアダプター、キャンセラー等が必要になりますので、予めご了承下さい。
  • 記載の情報はあくまで一例となります。取り付けの際に起こった損害や、バルブ形状が異なるなどの責任は負いかねます、予めご了承ください。
 
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